人間はタンパク質の情報を高度にして保存しています。
これが俗にいうDNAです。
これが生物の根幹となっているわけですが人間の90%のDNAは何の意味のないガラクタ(ジャンク)で構成されています。
これが何故なのかがまだわかっていません。
ガラクタという意味でジャンクと表現されていますが何がガラクタなのかというと人間のDNAの90%はタンパク質の情報を待っていないとされています。
DNAを作るのにもエネルギーを使うのでガラクタを作る意味がわからないのです。
全て使えるものを作れば効率が良いはずなのですがわざわざわガラクタを作るのは何故なのでしょうか?
これにはいくつかの説があります。
人のDNAの90%がジャンクDNAなのは何故なのか?その仮説とは?
バクテリアなどの生き物はDNAがちゃんとしているのに何故人間のような高等生物は90%がジャンクDNAなのでしょうか?
その理由について仮説があるので紹介していきます。
まず1つ目は「新しい遺伝子の在庫説」
人が細胞分裂をする際に新たな遺伝子を作る際このジャンクDNAを使っているのではないかという説です。
何らかの方法でジャンクDNAを使って新しい遺伝子を作っているのではないかと言われています。
2つ目「意味はない節」
マウスによる実験で1%に相当するジャンクDNAを取り除いたがその結果マウスは生存可能でした。
そのためジャンクDNAは生命に直結するものではないということがわかりました。
もし、バクテリアなどのに同じ実験をすれば生存に影響が出ますがマウスによる実験では生存に対して何の影響もありませんでした。
その結果ほとんどのジャンクDNAは生命の維持を目的としたものではないとわかりました。
3つ目は「有事の先に役に立つのではないか説」
何かしらの攻撃や欠損が発生した際、ほぼジャンクDNAが被害を受けるので損害が少ないのではないかという説です。
簡単に説明すると人体の30%を損傷したとしても人間の90%がジャンクDNAなのでその損害は3%に止めることが出来ます。
もし、人間のDNAが100%必要なものであれば損失は30%になるのでかなりの損失になります。
大切なフィギュアが家に100%あった場合30%相当のものを捨てられたら大ダメージですが不要なフィギュアばかりであればあまりダメージは無いのと同じです。
ほとんどゴミなのでむしろ片付いたとなるわけです。
このようにダメージを軽減するためにジャンクDNAがあるのでは無いかという説です。
ただ、詳しいことは今もわかっていません。
DNAの謎が解明されれば人類にとって大きな躍進となる?
このように何故人間の体には90%ものジャンクDNAがあるのかその謎が解き明かされれば人間にとっては大きな躍進となるでしょう。
そこからDNAの仕組みや謎がわかってくるかもしれないと考えると今後の研究にも期待ですよね。
そうなる日はいつになるのか人間が生き残っている間に解明されるのか考えるとワクワクしますよね。
以上「人間のDNAの90%がジャンクDNAなのは何故?」なのかについてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。