
突然ですが2025年7月10日は今年最も短い日となっていたことをご存知でしょうか?
子どもの頃は時間がゆっくり進んでいたのに大人になるとあっという間に一年が経っているといったように時間の進みが早くなるなんて経験は大人なら誰にでもあるでしょう。
これは一説によると大人になるとマルチタスクをすることが増えその結果時間的な感覚が早くなるように感じるなんていう話もあります。
わかるわ~
もう年末?!
って思った経験がある人も多いんじゃない?
しかし、今年の7月10日は物理的に最も短い日となっていたんです。
それは何故なのかについて説明しつつ今回はこの話をさらに深掘りして行きましょう。
2025年7月10日は物理的に短い日だった?!

にわかには信じがたいですが、これは事実です。
体感の話でも認識の話でもありません。
実際に1日が24時間より短くなっていたんです。
そんな事あり得るのでしょうか?
実は7月9日、22日、8月5日も1日の時間が短くなるとされています。
米海軍天文台地球姿勢部門で天文学者のニコラス・スタマタコス氏は次のように語っています。
「過去10年間、1日の平均的な長さはおおむね短くなってきています。特に過去5年ほどはその傾向が顕著で、1日が24時間に満たないこともありました。」
知らなかっただけで実は他にも1日が24時間に満たないことは過去にもあったんです。
ただこれは0コンマ何秒という世界です。
通りで1日が短いと感じる日があるわけだ!
ん??
そんなに短かったら体感は無いのか....
私たちの常識として1日は24時間という認識がありますがこれはそもそも何故1日が24時間なのか知っていますか?
これは古代の人たちが月の満ち欠けを基準として12回を1年としていたからです。
この12という数字が基準となり昔は1日も12と区切っていました。
しかし、エジプト人が昼と夜でさらに1日をわけたことから朝12、夜12の合計24を1日としていたのが理由です。
さて、そんな1日が24時間より短くなってしまった理由とは何なのでしょうか?
1日が24時間より短くなってしまった理由とは?

何故1日が24時間より短くなってしまったのかについてはこの記事のタイトルに答えが書かれています。
それは地球の自転が速まったからです。
地球は一定のスピードで自転しています。
学校でも習うので知っている方も多いと思いますが、地球は太陽の周りを回っている惑星です。
そのため地球は常に太陽から見える位置にあるのですが自らも自転しています。
これは慣性の法則が働いており宇宙空間では回転を止める摩擦などが無いため一度発生した力が失われることはありません。
なので地球は回り続けことが出来ています。
では、何故地球は回り始めたのでしょうか?
わかった!
星が誕生する際に隕石がぶつかって
回転が生まれたんじゃない?
これは地球という惑星が誕生する際にちりやガスがもともと回転していたからだそうです。
回転しながら星が作られたのでその名残りで今も地球は回転しているんです。
さて、この回転によって地球の1日は24時間とされていますが何故かこの回転が早まっているという現象が起きています。
それがニュースになり1日が24時間より短くなっていたと報道されているんです。
原因は不明ですがいくつかの説があります。
地球温暖化説

前置きとして基本的に地球の自転はこれまでの歴史から見ると遅くなっている傾向があります。
そのためうるう秒やうるう年というものを設けることで時間の調節をしていました。
しかし、その時点が加速しているというのはこれまでの歴史から考えるとかなりのレアケースとなります。
ではどういった事が原因で地球の自転が加速しているのか、ハッキリとした事は分かりませんが、一つの要因として地球温暖化が寄与しているのではないかとの見方もあります。
米スクリップス海洋研究所の地球物理学者ダンカン・アグニュー氏が2024年科学雑誌ネイチャーに発表した研究によると「南極、グリーランドの氷が海に解けて地球の自転速度を低下させた」としています。
そうなんだ!要因として地球
温暖化によって自転が遅くなって
いるかもしれないなんて知らなかった!!
また、南極、グリーランドの氷が温暖化によって溶けているから地球の自転は遅くなっているので仮に溶けていなかったら人類はもっと早くにマイナスうるう秒というものを経験していただろうと語っています。
NASA(米航空宇宙局)によるとグリーンランド、南極から溶けた水は1993年以降の世界の海面上昇の3分の1とされています。
それだけの氷が海に溶けているという事は単純に考えても地球が重くなっているように感じます。
氷と水では体積の関係で水の方が重くなるので地球の自転が遅くなってもおかしくないと思います。
ポールシフト説

聞きなれない言葉だと思いますが、都市伝説界隈やオカルトに詳しい方ならご存じの方も多いでしょう。
ポールシフトとは?
星の地軸や磁場が移動したり反転する現象
今ではあまり見かけなくなりましたが方位磁石にはそれぞれS極とN極があります。
これは地球自体が巨大な磁石のような働きを示していることからS極を北極、N極を南極とする方向を表すものです。
地球は磁力を帯びていてコアと呼ばれる中心核のダイナモ作用により磁力が作り出されています。
これが地球全体を取り巻いているので宇宙から降り注がれている有害な宇宙線、太陽から来るプラズマ放射線を防ぐことができます。
まさに地球が私たちを
守ってくれているという訳だね!
カッコイイ!!
簡単に説明すると磁石のパワーで地球はバリアが張られているので宇宙からの有害なものから私たちを守ってくれているというものになります。
実はこの磁場は常に変化しており数十万年から数百万年の単位でS極とN極が反転する現象が起きています。
これがポールシフトです。
都市伝説界隈では有名な『Maokiman Show』でもこのポールシフトの件については解説している動画があるので興味がある方はそちらもご覧ください。
またYahoo!ニュースでも「地球の磁場が弱まっている?」というタイトルの記事がつい先日出ていました。
こちらをタップ⇒【地球の磁場が弱まっている?】地磁気逆転やポールシフトの引き金になる可能性も 私達の生活への影響は?
さてそんなポールシフトによってどんな影響があるのでしょうか。
簡単にまとめると以下のような影響があるとされています。

こういった影響があるとされており、地球上では過去少なくとも過去に11回もあったとされています。
もっとも最近起こったとされるポールシフトによる磁場の入れ替え減少は約80万年前のことであり、入れ替わりが完了するまでに数千年かかったとされています。
ポールシフトの発生理由はハッキリとは分かっていませんが、大地震・隕石衝突等の影響で衝撃で地軸がずれる事でも発生すると考えられています。
また、地球の内核・外核の境界付近で発生した対流により磁場は生成されます。
なので対流が変化することでポールシフトが発生するとも言われています。
実は近年このポールシフトが発生間近なのではないかという情報もあります。
ポールシフトに関する動画を上げているユーチューバーなどもいる事からその危険性が心配しされています。
さらに2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震によって最大で約2cmほど移動し「ポールシフト」極運動が発生した可能性があるとする予測情報まで出ています。
それが今回の地球自転地球の自転速度が急上昇したことと関係があるのかについては不明ですが個人的にはこういった事も影響しているのではないかと考えています。
さて、ここまで「地球の自転速度が急上昇」した理由や様々な説に関する説明をしてきましたが具体的にこの現象が私たちにどういった影響を及ぼすのかさらに深掘りしていきましょう。
地球の自転速度が急上昇するとどうなる?

地球の自転速度が急上昇するとどうなるのでしょうか。
結論から言うと「マイナスうるう秒の導入により長期的にコンピューター、衛星・通信に影響を及ぼす可能性」があるというものです。
これはどういう事でしょうか。
実は現在ではうるう秒やうるう年などが実施されており1日にプラスすることで調整します。
既に実績があることから大きな問題は発生しないという事がわかっていますが「マイナスうるう秒」というものはこれまでに実施されていません。
そのため「コンピューター、衛星・通信に影響を及ぼす可能性」が示唆されています。
でもそれって
本当に影響があるの?
2000年問題みたいに何も
起きないんじゃないの?
この世界的に影響を及ぼす可能性があるという話は「2038年問題」でも解説しているので詳細は過去記事をご覧ください。
過去記事はこちらをタップ⇒【【都市伝説・陰謀論】2038年問題!世界のシステムが壊れて人類滅亡?南海トラフ地震説も?!】
さて、そんなマイナスうるう秒についてですが現状はそういった事が発生する可能性があるだけで高いものでは無いとの見方が強いです。
地球物理学者ダンカン・アグニュー氏は「これまではマイナスのうるう秒は発生していないが、今から35年までの間に発生する確率は約40%だ」と語っています。
これだけ見ると0%は高いのでは?と感じた方も多いでしょう。
あくまでも可能性の話ではありますがマイナスうるう秒が導入されると世界的な混乱や災難が発生するかもしれないという事で現在注目されています。
【箸休め】社会や周りに左右されない生き方を目指す

都市伝説や陰謀論というのはあくまでも噂やエンターテインメント要素を含むのですべてを信用したり、情報に惑わされてしまわないよう話半分で聞くというのが常識でした。
しかし、昨今では陰謀論とされていたものに信ぴょう性が出てきたり、陰謀論では無かったというケースも出てきました。
それはある種結果論的な側面も含みますし、たまたま合っていたという事もあるでしょう。
しかし、あながち嘘とは断定できないような情報もある中で私たちは何を信じれば良いのでしょうか。
明確な答えはありませんが個人的には「社会や周りに左右されない生き方を目指す」という事に重きを置くべきではないかと考えています。
確かに今は何かに
依存している事も多いから
無くなったら大ダメージを受けるよね!
例えば今自分の生活が何かに依存していたり、無くなってしまうと生きていけなくなるような状態であればすぐにでもそれを脱する準備が必要だと思います。
そのテーマで考えると早急に対処しなくてはいけないのがエネルギーの問題です。
実は日本はエネルギー資源がほぼ無い国なので9割以上のエネルギーを海外に依存しています。
そのため仮に日本が鎖国状態になった際に生活が立ち行かなくなるという現状があります。
これを打開するためにまずはエネルギー特に電気から考えてみるのが良いでしょう。
代表的なものとしては太陽光エネルギーです。
日本では今太陽光パネルを取り付けている家が増えています。
電気代が高いけど猛暑でエアコンを使わないわけにはいかない、ペットや小さなこどもがいる家庭はクーラーを付けないという選択肢はありません。
気も今後どこまで上がっていくか分からない状態です。
だからこそ自分たちで何とかする必要があるのではないでしょうか。
太陽光パネルの導入により以下のような利点が考えられます。

こういった利点がある為積極的な利用が進められています。
電気が使えなくなることで命にかかわる重篤な状態になる可能性もあることから家庭によってはすでに太陽光発電を実施して急な停電や災害に備えているという家庭もあります。
準備に少し時間はかかりますがそれでも将来的なことを考えると実施しても良いのではないかと感じます。
「社会や周りに左右されない生き方」を目指したいという方は是非とも検討してみてください。
私たちは何をすれば良いのか?世界的な異常事態に備え自分で生活できる土台を作るべき?

結局のところ今回のように地球規模の問題が発生する可能性についてはゼロではありません。
南海トラフや大津波、火山の巨大噴火、太陽フレア、戦争といった現実的な問題からオカルトや都市伝説界隈では宇宙文明の公開、未知との遭遇など色々言われています。
このような事を心配していたらキリが無いでしょう。
ただ、何もしないで良いという事ではありません。
私たちにもできる事はあります。
自分たちの生活に必要なものやエネルギーなどを自分で作ったり使う事で日本のインフラや輸入に極力依存しないという事が出来ます。
2025年1月28日にがんで亡くなった森永卓郎氏は『自産自消』がきほん。という見解を示しており自分たちで食べるものは極力自分たちで作るという主張をしています。
全ての人がマネできるとは思えませんが、少しずつでも出来る事はあります。
現在では東京でも畑を貸してくれるようなところも増えています。
食の安全だけではなくこども達への食育にも繋がるという観点から多くの人が利用しています。
そうだよね!
今はそういった教育も注目されて
いるから積極的に学ばせてあげたいね!
このように少しずつでも意識を変え行動している人が増加している今私たちはどのようにして自分の身を守り生きていくべきなのか考えていく必要がありそうです。
以上今回は『【原因不明】地球の自転速度が急上昇?マイナスうるう秒で全世界が混乱?ポールシフトとの関係は?』でした。
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次回の記事でまたお会いしましょう。