生物の起源については今現在でもわかっていません。
今回はこちらについて深堀していきます。
生命の起源は今もはっきりとはわかっていない
この地球上に生物はどうやって誕生したのでしょうか。
もともと宇宙はビックバンという現象によって発生し、やがて星が出来てこの地球という惑星も誕生しました。
そして現在は人間という種が地球で派遣を握っていますが果たして私たちの先祖はどういった形で発生したのでしょうか。
進化論を唱えた有名なダーウィンも「全ての生物には先祖がいる」と言っていますが果たしてどうやって生まれたのかこれまで多くの人が様々な仮説を立てています。
哲学者であるアリストテレスは「自然発生説」というものを唱えています。
これは石といった何かモノから生命が誕生したという説です。
しかし、これについてはあり得ないということで多くの学者が否定しています。
そんな中でロシアの科学者である「アレクサンドラ・オパーリン」という学者が「化学進化説」というものを唱えました。
簡単に説明すると地球ができてから少し時間が経った原始時代、まだ生物が誕生していない時代に偶然できたというのが化学進化説になります。
偶然有機物が出来たという説になります。
たまたま出来た有機物が進化を遂げて今の生物を作ったというのが化学進化説というものになりますがこれも結局のところ真実かどうかわかりません。
このような話も出ている中で興味深い説があります。
それが「パンスペルミア説」というものです。
これがどういったものなのかについて見て行きましょう。
人類の祖先は地球外からやって来た?
パンスペルミア説というのは生物の先祖は地球外からやって来たのではないかという説です。
これは隕石などが地球に衝突した際に微生物などを含んでおりそれが進化していったのでは無いかというものです。
ただ、これについては宇宙という厳しい環境において生物が存在出来ていたのかという疑問が残ります。
宇宙は酸素が無く、非常に低温です。
また隕石が地球に衝突するとなると高温になるため果たして生物が隕石と共に地球に到着できるのかというのは非常に疑問です。
ですがこれについては興味深い実験によって現実味を帯びて来ています。
たんぽぽ計画について
2006年日本の科学者によってたんぽぽ計画というものが立ち上げられました。
これは宇宙空間に浮いている物質を採取しそれを地球に持ち帰り地上の科学者たちが解析します。
もしこの浮遊物の中に生命にかかわる物質がいるとすれば地球の生命の起源は宇宙から飛来した有機物である可能性が高くなります。
そしてもう一つたんぽぽ計画では地球の微生物を宇宙環境にさらして数年後どのくらい生き残っているのかというのを実験しています。
2015年には4種類の微生物を含むパネルを宇宙空間にさらし1年後持ち帰ったところ「紫外線や宇宙線への耐性が強い3種類の微生物が10%程度生き残っていた」ということがわかりました。
そのため私たちの祖先は宇宙から飛来したという可能性があるということになります。
都市伝説ではあるが宇宙人が人間を作ったという可能性も?
これはあくまでも都市伝説ではありますが人間は宇宙人が作ったという説もあります。
これは古代に作られた壁画などに人間らしきものや宇宙人らしきものが描かれていることからも可能性はゼロでは無いと思います。
ただ、現在までに有力な証拠や情報は確認できていないのであくまでもこれは都市伝説として語られてます。
とは言っても宇宙から来た有機物が人間になったという可能性は十分にあるので今後さらなる調査によって生物の起源がどこなのか分かっていくのではないでしょうか。
非常に楽しみですね。
以上「生物の起源はどこから来たのか?」についてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。