7月5日まであと4日となりました。
日本についてはここ30年以内に巨大な地震が来る可能性が高いという情報が公式情報として発表されています。
ただこれについては地震の完全な余地は出来ないとされています。
初期微動継続時間を観測することで数秒先の地震を感知することができますが数日前や事前に地震を観測したり予測する事は果たして可能なのか?
一部では大地震が発生する前に起きていた前兆があるという情報もありました。
そこで今回は地震の前兆についてまとめつつ災害時に役立つ情報を紹介していきます。
このサイトを参考にして災害に備えてみてはいかがでしょうか?
地震の前兆とは?
地震が起きる前は予兆や前兆があるとされています。
果たしてこれは本当なのか?
結論については後ほど説明しますが一般的に言われているのは以下のようなものです。
- 前震
- 鳴動(地鳴り)
- 地盤の隆起や沈降、それらの傾向の変化
- 海面の変動
- 井戸水や温泉の混濁、枯渇、異常湧出、温度変化、化学組成変化
- 石油の滲出
- ナマズなどの生態異常
- 発光現象
- 火山の噴火
- 電磁気異常
このようになっています。
しかし、これについてはあくまでも地震の前兆の可能性があるとされているものであり断定する事は出来ません。
日本は地震大国という事もあり地震を予知する事が出来れば事前に準備したり批難できます。
ただそういった事は現実的に可能なのでしょうか。
その辺りについても解説していきます。
今でも地震を予測することは出来ない?!
気象庁のホームページにも「地震予知について」という記事が公開されています。
詳細はこちらをタップ⇒【気象庁のホームページ「地震予知について」】
気象庁のホームページにある内容ですが具体的には以下のようなテーマで書かれています。
- 地震の予知はできますか?○月×日■■地方で大きな地震があると聞きましたが、どうでしょうか?
- 動物や植物は地震を予知できるのですか?
- 地震雲はあるのですか?
地震は予知できるのか?具体的な場所や日時までわかるのか?
こちら現在の技術ではまだ不可能なようです。
現在の科学的知見からみても確度の高い地震の予測は難しいとの事ですがその理由としては正確性が関係しています。
地震の予知というのは具体的な情報が必要になってきます。
具体的な情報を構成するものとしては「いつ起こるのか?」「どこで起きるのか?」「どのくらいの大きさの地震なのか?」この3つの情報が必要になってきます。
そのため例えば「8月に日本の○○県でマグニチュード○○の地震が起こる」というレベルの正確性が求められます。
日本のどこかで60年以内にマグニチュード3~8クラスの地震が来ると予知してもその情報に価値は無いでしょう。
今の技術や化学の力を使っても正確な時間や位置、地震の大きさを予知することができないですし、日本は地震大国ということもあり小さな地震が頻繁に起きています。
そのため情報が取りずらい事も余地が出来ない理由の一つになっていると思われます。
人間は無理でも動物や植物なら地震を予知できるのか?
仮に人間が無理だとしても優れた感覚を持っている動物や植物であれば地震を予知する事は出来るのでしょうか?
実は動物や植物に関しては人間には無い感覚が備わっている場合が多く匂いや音、電磁波や電気を感じる機能が優れているため地震を察知できるでは無いかという人もいます。
犬に関しては人間の1000倍から1億倍も嗅覚が優れているとされています。
そのため犯人を匂いで辿ったりや空港で違法な持ち込みをしていないか調べる際にも犬が使われています。
その他にも豚なども嗅覚が優れており海外ではトリュフを探すのに使うケースもあります。
また、植物に関しても光や温度だけではなく湿度や重力、化学物質なんかも感知する能力があることが分かっています。
このように優れた感覚があれば地震の際に発生する微弱で特異な音や電気のほか電磁波や地震発生の際に発する独特な匂いが地面や大気などに現れることでそれを動植物が感じ取る可能性というのは十分あり得るかもしれないとされています。
ですが、これを科学的に証明することが難しいようです。
本当に地震の前兆なのか特定が出来ませんし、地震以外の理由でそういった物質や現象が起こる可能性も否定できません。
さらに、動植物についてはまだ不明点が多いことから予知という段階まで情報を正確に把握することは今の段階では不可能とされています。
地震雲の存在を話を聞くことがあるが本当にあるのか?
地震雲という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
昔から地震雲があったら地震が来る可能性があるとまことしやかにささやかれていますが結論から言うと科学的な根拠や無く証明は出来ません。
そもそも雲は大気の状態に影響を受け発生するもので地震は大地やプレートなどの状況による影響で発生します。
そのため両者は全く別の存在であり双方が影響を受けて変化するというメカニズムは説明できないです。
ただし「地震雲」が存在しないとは言い切るのは難しいとされています。
まだまだ分からない事も多いので断定はできないとされています。
しかし、地震雲を研究するにしても観測自体がかなり難しいという問題点があります。
日本では震度1以上の地震が年間2,000回程度起きているとされており、これは一日平均5回は有感地震つまり揺れを体感するレベルの地震が起きているという事になります。
地震大国と言われるだけありかなりの数の地震が起きています。
その際に発生する雲の正確な計測はかなり難しく、上空の気流、太陽光によって見える雲の形も変わってくるので仮に地震雲が発生しても一瞬だった、似たような形が偶然できたというケースも考えられます。
また、夜間には正確な雲の形状を確認することができないという事もあり地震雲を特定する事は出来ないようです。
ただ、一定条件で同じような形状の雲が見られることがある為「地震雲」という話が広まっただけで科学的な根拠は確認できないとのことでした。
以上のことから地震については予知が出来ないというのが現状になります。
地震の予知は出来ないからいざという時に備えて防災ポータルを見ておこう!
今の技術を駆使しても地震というものは予知する事は出来ません。
そのため備えておくことが重要となっています。
当然ながら防災バッグや非常食などの準備をしているという方や避難場所の確認をしているという方もいるでしょう。
それ以外にも情報を集めておくことが重要になってきます。
そんな情報収集や災害、批難に関する知識をつけるものとして国土交通省が出している「防災ポータル」の利用をお勧めします。
防災ポータルは防災・災害に関する様々な情報を一元化し提供しているウェブサイトになります。
こちらには以下のような項目がまとめられています。
- 日頃から知ってほしい情報
- 災害時、見てほしい情報
- 地域の防災情報
- その他
こういった情報がまとめられているため基本的な知識をつける事が出来ます。
また、こちら災害時にも活用できる点も素晴らしいと思います。
手順はこちらのようになっています。
防災ポータルを開く
被害状況ページにアクセスする
被害情報ページで情報を入手する
このような流れで情報を確認することができます。
今からでもいいので確認しておいた方が良いでしょう。
詳細は国土交通省が出している「防災ポータル」からご覧ください。
近い将来来るとされている地震に備えて今から準備しておきましょう。
本日はここまで
次回の更新をお楽しみに!!
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